円ドル為替相場ー3月


2月非農業部門雇用者数

2月の非農業部門雇用者数が22時30分に発表されました。結果は+24.3万人と予想の+20.0万人よりよい数字になったため、118.34円からどんどん円が売られ、24時までに119.14円まで売られました。

また、平均時給も前年同月比+3.5%とほぼ4年半ぶりの高い伸びを記録しました。このことから、アメリカでは引き続きインフレ懸念が続いていると考えられ、3月28日のFMOCで25Bpの利上げが行われるのはもちろんのこと、5月10日のFMOCでも25Bpの利上げが行われると予想されています。

さらに7月29日のFMOCでも25Bpの利上げが行われるのではないかと考える市場関係者も出てきています。

このことからも日米の金利差による取引が今後もあるかもしれません。ただしドルもドルで双子の貿易赤字、住宅バブルなど問題を抱えています。もし住宅バブルがはじけたら、アメリカ国民のみなさんはこの金利にたえられるのでしょうか?疑問です。