円ドル為替相場ー4月


2月対米証券投資と今後の為替動向

今日、22時に2月対米証券投資の発表がありました。事前の市場の予測ではプラス600億ドルと見られていましたが、結果はプラス869億ドルと予測よりもよい数字になりました。

しかし円とドルの為替相場は一方的なドル買いに進みませんでした。発表の前は1ドル=117.70円あたりでしたが、発表後は1ドル=117.90円まで上がりました。しかし発表の後はすぐに円が買い戻されて、1ドル=117.7円台に戻っています。

アメリカの2月対米証券投資の発表の結果がよかったにもかかわらず、ドル買いに進まないところを見ると、今週は3月生産者物価指数・3月住宅着工件数・3月建設許可件数と、3つのアメリカの大きな経済指標が発表されますが、よい数字だと市場は無視、悪い数字だとドルが売られる、そんな為替相場になるような気がします。