円ドル為替相場ー4月


アメリカの連邦公開市場委員会(FOMC)議事録後の為替相場

米連邦準備制度理事会が3月末に開いた連邦公開市場委員会(FOMC)議事録で多くの参加メンバーが、利上げ局面の終了が近いと考えているようです。また、一部メンバーは、すでに過度の引き締めの危険性がある考えています。

2004年6月から続けていた15回の利上げはフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標は、0.25%ポイント引き上げられ、現在では4.75%となっています。

今回の連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録から市場参加者の多くは、5月の利上げが最後ではないかと考えるようになりました。

このため19日の朝3時、連邦公開市場委員会(FOMC)議事録の後にはどんどんドルが売られ、夜には1ドル=117.00円あたりまで来ています。連邦公開市場委員会(FOMC)議事録前には、1ドル=117.70円あたりなので、ずいぶん下がりました。

もしも利上げが終わったならば、次は各国のファンダメンタルズが見られます。そうなると景気回復の日本、インフレ懸念・景気減退のアメリカ、どちらの通貨が買われるかというと日本の円ではないでしょうか?

ただし外国為替保証金取引では、スワップによる支払いがあります。日本の円とアメリカのドルでは金利差が大きいので、なかなか円を買うには勇気はいりますね。管理人はドル売り、円買いで奮闘中です。