米地区連銀経済報告(ベージュブック)後も弱気なドル
さらに25日から26日にかけてアメリカの経済指標の発表がありましたが4月消費者信頼感指数・3月中古住宅販売件数・3月耐久財受注・3月新築住宅販売件数すべてが市場の予測よりよいものになりました。
しかし市場の反応は限定的でアメリカの経済指標の結果が良くても反応せず、悪ければ大きく反応するような雰囲気があります。
ただし、一方的にドルが下がるかというとそういうわけでもないようです。バーナンキFRB議長の利上げを5月にやめると金融市場の混乱するのではないか?ドルが急落するのではないか?と考えています。
今のアメリカはインフレで困っており、もしドル安が進むとインフレがさらに進行する可能性もあり、すぐに利上げをやめるということもできないようです。ドルがどんどん買われるという相場ではないと思いますが、円がどんどん買われるという相場でもなさそうです。
答えは5月の利上げの後に出てきそうです。5月の追加利上げの後、更なる利上げがあればドル買い円売り、利上げが終わればドル売り円買いに進むはずです。