円ドル為替相場ー5月

ヘッジファンドによるドル買い円売り相場

5月26日の20時から24時にかけてドルが買われ60銭程度円に対して上昇しました。この結果、ドル円の為替相場は1ドル=112.60円あたりまでいきました。

ドルが急激に買われ出したのは、アメリカの4月個人所得・4月個人支出・5月ミシガン大消費者信頼感指数・確報値の発表があったときと重なります。

これらアメリカの経済指標が良かったのでしょうか?
答えはNOです。市場予測とほぼ変わらない結果でした。

このドル買い円売りの原因はヘッジファンドによるものです。ヘッジファンドの中間決算が5月末にあります。この中間決算にあわせてヘッジファンドが利益を確定するために、ドル買い円売りをしたことが急激に為替が動いた理由です。といっても60銭程度ですが。