円ドル為替相場ー8月


8月フィラデルフィア連銀景況指数1年4ヵ月ぶりの高水準

アメリカ8月フィラデルフィア連銀景況指数の発表が日本時間の朝1時にありました。8月フィラデルフィア連銀景況指数は18.5と1年4ヵ月ぶりの高水準となっています。

6ヵ月ぶりの低水準となった前月の6.0から大きくリバウンドしたかたちとなっています。8月フィラデルフィア連銀景況指数の結果がとてもよかったために、9月の利上げ予測が18%から24%まで上昇しています。

外国為替市場の利上げ予測が上昇したため、ドルが買われ円が売られました。8月フィラデルフィア連銀景況指数の発表5分前は、1ドル=115.40円あたりでした。しかし発表後の3時には、1ドル=116円まで急激にドルが買われ円が売られています。

フィラデルフィア連銀景況指数は今週の経済指標のなかで特に重要というわけではありません。重要度の順番で言うと、NY連銀製造業景況指数→フィラデルフィア連銀景況指数→ISM製造業景気指数となります。ただし、1年4ヵ月ぶりの高水準ということでサプライズになったようです。