円ドル為替相場ー8月


中古住宅販売戸数減少でも強いドル

日本時間23時発表のアメリカの7月中古住宅販売件数は年率換算で633万戸(前月比-4.1%の)となり、2005年1月以来の低水準を記録する弱い結果となりました。

エコノミストの予測では7月中古住宅販売件数は658万件でした。

明らかに住宅市場は減速しており、この住宅市場の減速は住宅バブルにより、消費が盛んになっていたアメリカの経済に大きな影響を与えるはずです。

しかしながら7月中古住宅販売件数の悪化がわかってからも、円ドルの為替相場は大きく上下しただけでした。最初にドルが売られましたが、結局すぐに買い戻されています。その間たったの40分です。先にドルが円に対して20銭ほど下がり、その後50銭ほど上昇しています。

つまり、7月中古住宅販売件数の悪化がわかった後にドルは少しばかりですが上昇しているわけです。このことからもわかるとおり、短期的に外国為替相場を予測するのは非常に難しいです。デイトレードをされている方はすごいですね。