円ドル為替相場ー12月


日銀の追加利上げ観測も11月鉱工業生産・速報で後退

12月27日の記事を見たらわかるように、日本は新年早々にも利上げをするのではないかと外国為替市場参加者の間で考えられていました。しかし28日に発表された日本11月鉱工業生産・速報の結果が予想より悪かったため、日銀は利上げをする事が出来ないのではないかと考える外国為替市場参加者が増えてきています。

11月鉱工業生産・速報の外国為替エコノミストの予想では前月比+1.0%ですが、実際には+0.7%と予想より悪い数字になりました。この時点で円ドル為替相場は大きく動いたわけで貼りませんが、27日の夜間には50銭程度の上下に動いています。

まず、アメリカ12/24までの週の新規失業保険申請件数が22時30分に発表されました。外国為替エコノミストの予想では32.3万件でしたが、結果は31.7万件と予想よりも良い結果になりました。これはドル買いになるはずですが、なぜか円買いドル売りに進みました。もしかしたらここ一ヶ月間で約5円もの円安ドル高に進んでいるので年が変わる前に投資ファンドやヘッジファンドが利益確定のためのドル売りを出したのかもしれません。

12/24までの週の新規失業保険申請件数の発表前の22時20分ごろには1ドル=118.90円あたりでしたが、発表後の23時50分あたりには1ドル=118.50円あたりまで円が買われドルが売られています。

その後24時にはアメリカ12月消費者信頼感指数、アメリカ12月シカゴ購買部協会景気指数、アメリカ11月中古住宅販売件の発表が続きました。どれも外国為替エコノミストが予想したよりも良い結果になり、12/24までの週の新規失業保険申請件数発表前の円ドル為替相場よりも上昇し、29日の1時には1ドル=119円台を少し突破しました。

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