円ドル為替相場ー8月


日本全国消費者物価指数の発表

日本の7月全国消費者物価指数の発表がありました。総務省によると、7月の全国消費者物価指数は前年比0.2%の上昇となりました。

為替エコノミストの予測では、新基準での全国コアCPIは前年比0.5%の上昇になるとみられていました。

また総合指数は前年比0.3%の上昇と、こちらも為替エコノミストが予測していた前年比+0.6%よりも悪い数字になりました。

この結果、日本が利上げするのは今後も先であると考えた外国為替市場参加者がドル買い円売りを進めました。

7月全国消費者物価指数の発表前の8時20分には1ドル=116.44円あたりでした。しかし、7月全国消費者物価指数の発表後は13時20分には1ドル=117.20円あたりまで急激にドルが買われ円が売られています。

今のところ、日本・欧州・アメリカともに安定して経済が成長しています。経済・政治ともに不安のある国はありません。では何で取引をするか?答えは金利の高い通貨を買い、金利の安い国の通貨を売るという結果になります。

そのため、金利が0.25パーセントと極端に低い日本の通貨が売られ他の通貨に対してずるずると下げています。どれぐらい売られているかというと、シカゴIMM統計によると、円の売り持ちは22日現在で7.5万枚と、今年7月25日の7.6万枚に次いで史上2位の売られすぎの状態です。

売られたものはいつか買われます。ドルに対してではなく、ユーロに対して円は売られすぎているようです。確かに年内にまだ利上げがあるユーロは魅力的ですが、円は売られすぎているのでスワップ狙いの取引をされる方はご注意を。