外国為替保証金取引でデイトレードをされている方などはよくお分かりだと思いますが、8日(金曜日)のアメリカ11月非農業部門雇用者数発表後の円ドル為替相場には非常に困惑したのではないでしょうか?取引をされている方は相場についていくことにとても苦労したと思います。
アメリカの11月非農業部門雇用者数が発表されたのは、22時30分です。為替エコノミストの予測では11.0万人増でしたが実際には、13.2万人増と予想より良い結果になっています。また9月と10月の非農業部門雇用者数も上方修正されています。
もちろんこれはドル買いです。ところが・・・
1つ目の不思議です。アメリカの11月非農業部門雇用者数発表前の22時24分ごろには1ドル=115.60円あたりでした。しかし発表後の23時30分あたりには1ドル=115.00円あたりまでドルが売られ円が買われています。なぜ米雇用統計が改善されたのにドルが売られたのでしょうか?う〜ん、不思議です・・・
2つ目の不思議です。24時にはアメリカの12月ミシガン大消費者信頼感指数・速報値の発表がありました。こちらは為替エコノミストの予測では92.5でした。しかし実際の12月ミシガン大消費者信頼感指数・速報値は90.2です。為替エコノミストの予測より悪い結果なのでドルが売られてもいいのですが、今度はドルが買われ円が売られました。これが2つ目の不思議です。
そして最後3つ目の不思議が12月ミシガン大消費者信頼感指数・速報値の発表後のドルの買われ方が異常なことです。12月ミシガン大消費者信頼感指数・速報値の発表前の23時57分には1ドル=114.98円あたりでしたが、12月ミシガン大消費者信頼感指数・速報値の発表後の9日2時には1ドル=116.20円あたりまで急激にドルが買われ円が売られています。
たったの2時間で1円と20銭もの円安ドル高です。いったいこの理由はなんなのでしょうか?う〜ん、不思議です・・・
考えられる理由としては、たくさんの円を買っていたヘッジファンドや外国為替市場参加者が円売りドル買いに変更した、もしくは買った円を外国為替市場で大量に売ったことが考えられます。なぜヘッジファンドや外国為替市場参加者が円を売ったのかというと、金曜日に朝方に発表された日本第3四半期GDP・二次速報の結果が悪く、日本が年内に利上げをする可能性が低くなったためです。
そしてアメリカの11月非農業部門雇用者数の結果が良かったのでアメリカの利下げは当分ないと考えたのでしょう。すると金利差はどうか?アメリカの方がずいぶん高くアメリカドルを買った方がいいですよね。日本の円を買ったら金利も低いので損です。
それでもこのタイミングでの突然のドル高には正直驚きました!
非農業部門雇用者数後の3つの不思議
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